• TOP   >   
  • 歯周病・予防

その症状、もしかしたら歯周病かもしれません

その症状、もしかしたら歯周病かもしれません

「歯茎が腫れる」
「歯茎から出血する」
「歯がグラグラする」
「最近歯が長くなった気がする」
「口臭が気になる」

このような症状がある方は、歯周病にかかっているのかもしれません。歯周病は虫歯と同じく、早期発見できれば負担も軽く治せる可能性があります。

こちらでは、人形町の歯医者「二宮歯科医院」が歯周病の症状や治療法などについてご説明します。歯茎やその周辺で気になる症状があれば、早めに当院までご相談ください。

歯周病とは

歯周病とは

歯周病は、歯茎などの歯周組織が歯周病菌に感染することで炎症が起こる病気です。初期段階では自覚症状があまりなく、進行すると歯茎の腫れなどの症状が起こります。放っておくと少しずつ進行していき、最悪の場合、歯を失ってしまうこともあるのです。

  • 夕刊フジにて、院長のコラムが掲載されました

    2008.01.29

    夕刊フジにて、院長のコラムが
    掲載されました

※夕刊フジで紹介された記事です。クリックすると拡大します。

全身の健康を脅かす歯周病

全身の健康を脅かす歯周病

歯周病は歯茎などの歯周組織だけをむしばむ病気ではありません。歯茎の毛細血管から血液中に歯周病菌が入り込み、全身を巡って心臓などの臓器に悪影響を及ぼすこともあるのです。

歯周病と関連のある疾患・トラブル

糖尿病・肺炎・心臓疾患・気管支炎・早産・低出生体重児

検査方法と治療方法

当院が行っている歯周病の検査方法と治療方法をご紹介します。

検査方法
ポケット検査
ポケット検査
歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)の深さを調べます。
ポケットが深いほど、歯周病が進行しています。
レントゲン検査
レントゲン検査
顎の骨の状態をレントゲン撮影によって調べます。
骨密度が低いほど、歯周病が進行しています。
歯の動揺検査
歯の動揺検査
歯をつまんで動かし、グラつき度合いを調べます。
大きくグラつくほど、歯周病が進行しています。
治療方法
スケーリング・ルートプレーニング
スケーリング・ルートプレーニング
「スケーラー」という器具で毎日のブラッシングでは取り除けないプラーク(歯垢)や歯石を除去。歯周ポケット奥深くにこびり付いたプラークや歯石は、「キュレット」で除去します。

同時に、汚れの再付着を防ぐために、スケーリング後のザラついた歯面をなめらかに仕上げます。
歯周ポケット掻爬(そうは)術
歯周ポケット掻爬(そうは)術
局所麻酔を行って歯周ポケット内のプラークや歯石、膿、感染した組織を除去します。
フラップ手術
フラップ手術
局所麻酔を行って歯茎を切開し、露出した歯根に付着しているプラークや歯石を除去します。

いつまでも健康なお口を保つために

いつまでも健康なお口を保つために

一昔前までは「歯医者は痛くなってから行く」という考えの方が多かったのですが、最近では、歯をケアしないことのリスクが広く知られるようになってきました。ご自分の歯を気遣って「健康な歯を保つために歯医者に行く」という方が少しずつ増えています。

予防が大切という考え方は、欧米をはじめとする歯科先進国ではごく一般的なこと。予防処置の受診率が高い欧米では、高齢になっても歯の保有数や保有率が高く、生涯にわたって歯の健康を保っている人がたくさんいるのです。

人形町の歯医者「二宮歯科医院」では、虫歯や歯周病にならないための予防を重視しています。虫歯や歯周病になってから歯医者に行くのではなく、ご自身の歯でずっと噛んで食べられる幸せを感じていただけるよう、地域の皆様の健康サポートに努めています。

予防をするとメリットがたくさんあります

予防をすることで虫歯や歯周病を事前に防ぐことはもちろんですが、健康な歯を保つことによって、治療にかかる時間や費用の負担なども軽減することができます。くわしくは下記の新聞記事をご覧ください。

  • 夕刊フジにて、院長のコラムが掲載されました

    2007.09.19

    夕刊フジにて、院長のコラムが
    掲載されました

  • 夕刊フジにて、院長のコラムが掲載されました

    2010.10.07

    夕刊フジにて、院長のコラムが
    掲載されました

※夕刊フジで紹介された記事です。クリックすると拡大します。

やっぱり歯は大事!

やっぱり歯は大事!

歯には以下のようなさまざまな機能があり、きちんと働くことでお口や全身によい影響を及ぼしています。

  • 食べ物を噛み砕いて消化吸収を助ける
  • 噛むことで食感を楽しめる
  • きちんとした発音ができる
  • 石などの異物に気付き、体外へ排出する
  • 噛みしめることで瞬発的な力をサポートする
  • 豊かな表情を作る

歯はたった1本なくなっても、身体のあらゆる機能に影響を及ぼします。ご自分の歯(天然歯)に勝るものはありません。予防処置を積極的に利用して健やかな口内環境を作りましょう。

予防を推進しています

当院では、歯科治療において最も大切なのは「早期発見・早期治療」であると考え、予防に積極的に取り組んでいます。

定期検診にて病気の有無を確認するとともに、患者様一人ひとりに専任の歯科衛生士をお付けし、虫歯や歯周病を予防・治療するためのブラッシング指導などを行っています。

担当歯科衛生士制を採用

歯科衛生士担当制を採用

患者様が来院されたときには、専任の歯科衛生士が歯のクリーニングや治療の補佐などを担当します。患者様の歯の状態や磨き残しのクセ、噛み合わせのクセなど、患者様の口内については専任の歯科衛生士が最も把握。それらの知識を予防ケアに役立てています。

歯科衛生士は歯の健康維持のための高度な知識をもとに、患者様と密にコミュニケーションをとっています。1、2、3、4、6ヶ月単位で患者様に合わせたメインテナンスを行っていきますので、お気軽にご相談ください。

予防メニュー
定期検診
定期検診
虫歯や歯周病の有無をチェックし、トラブルがある場合には早期治療を行います。また、口内の状態を定期的に確認・記録することで、お口の状況を把握し適切な予防処置のご提案へとつなげます。
ブラッシング指導
ブラッシング指導
患者様の口内の状態に合わせて、歯ブラシの選び方やブラッシング方法をアドバイスします。
フッ素塗布
フッ素塗布
歯質を強化し虫歯になりにくくする働きを持つフッ素を、歯に直接塗布する処置です。ごく初期の虫歯であれば、フッ素塗布によって改善する場合もあります。
PMTC
PMTC
専用機器を用いた歯のクリーニング(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)です。普段のセルフケアでは落としきれないプラークや歯石などの汚れを徹底的に除去します。虫歯予防や歯周病の予防・改善、口臭予防に効果があります。

さらに、PMTC後にフッ素塗布をするのも効果的。歯のエナメル質が強くなり、歯質が丈夫になります。
噛み合わせチェック
噛み合わせチェック
噛み合わせが乱れていると、食べ物がうまく噛めないだけでなく、全身に悪影響を及ぼす場合があります。噛み合わせをチェックすることでこれらのリスクの有無を把握し、問題があれば適切な治療を行います。

院長からのメッセージ

院長からのメッセージ

ご自身の歯の健康を保つには、予防やメインテナンスを継続して行うことが重要です。当院では、3ヶ月に一度をめどに歯のクリーニングを受けていただくようおすすめしています。

当院の患者様からは、20年間メインテナンスに通っていただいたことで、
「大きなトラブルが減った」
「歯が抜けて困っていたけれど、症状が落ち着いた」
といった、うれしいお話も聞いています。

予防は歯の健康に役立つだけではありません。高齢者にとって怖い病気である「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」の軽減につながるという報告もあります。歯の病気になってからではなく、全身の健康を手に入れるためにも当院へご相談ください。